なんと3回目の50句入選を果たしました!おめでとうございます!
そして恒例の「殿堂入り」ページを作成しました。
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http://www.iris.dti.ne.jp/~s-ryu/enq/matsuki3.html
ちなみに松木さんは短歌の活動がメインなのですが、たいへんめでたいことに、
短歌界の芥川賞である「現代歌人協会賞」を受賞されました!
こちらも(今さらながらですが)おめでとうございます!
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http://homepage2.nifty.com/gendaikajinkyokai/sakusaku/2_1.htm
ちなみに今回受賞された歌集『5メートルほどの果てしなさ』は、
こちらから購入することができます。
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http://www.bookpark.ne.jp/cm/utnh/detail.asp?select_id=50
さて川柳の方に戻りますが、3回目の松木さんの句、相変わらず鋭いですよねえ。
では恒例の、私の好きな3句を披露します。
●最近の竜の1句にキレがない
●下六の句に竜さんのテキトーさ
個人的にシャレにならない句でもあるわけですが、
手厳しいだけでなく、ユーモアも感じられましたし、
こういう句でも万が一採られてしまったら面白い……というとこまで
計算して(?)投句されたのかなと。
そう考えるとホントに面白かったです。
(あ、ちなみにこういう句は滅多に採りませんよ、みなさん)
●(*´Д`)こんな顔しながら読んでいるエロ本
特に「おせっかい解説」に書かなかったんですが、これは、
2日前の入選作「心の中じゃ(´Д`)こんな顔する」(これかよ。さん)
のパロディなんですよね。
そういう遊び心がホントにいいなあ。と思います。
それでは、みなさんも好きな句(1句でも10句でも)など、
感想を教えてくださいね。
毎月コンスタントに入選してるのはすごいと思い
ます(しかもメインは短歌、だなんて)
松木さんの句は、自分も含めどんな相手に対しても
隙を見つけ「一本背負い」で鋭く投げ捨てる感が
あります。
★好きな句です
◎話題はいつも視聴率だけ
そうなんですよね、一人歩きしてそれだけが話題
になって…、他の尺度で物事を言えないのかです
◎楽しさは長く続くと嫌になる
この句に限らずさまざまな煩悩を感じます。
◎結局は何にもしない神様だ
時期的にサッカーのワールドカップの事だと
思いますが一般的な神様としても通用しますね。
今後の益々の活躍を期待しています。
松木秀さんというお名前から
直球勝負のイメージがあるのですが、
まるで虹のような
七色の変化球の川柳を楽しませていただいてます。
★うちの子はしませんこんな殺し方
★観てやろうそんなにひどい紅白を
★謎である叶姉妹の資金源
この三句が「お気に入り」です。
ほんとうにスゴイと思います。
私なぞはすっかり息があがってしまっていますので、その凄さがよく分かります。
5句、好きな句を選んでみました。
☆結石となる小便小僧
腰を丸めた小便小僧を想像してしまいました。
☆線香は線香らしい灰になる
仏壇の掃除をするたびに思い出す句です。
☆七の段九九で一番難しい
声をだして言ってみて納得しました。
☆イマジンを着メロにする嫌な奴
まだ会ったことはありませんが、会わないことを祈るばかりです。
☆観てやろうそんなにひどい紅白を
「祝っちゃえ将軍様の誕生日」を思い出しました。
短歌と川柳と、益々のご活躍を!!
好きな句、印象にずっと残っている句に
コメントさせていただきます。
「人類みなキチガイ」と言う筒井さん
ちょうど封切りの『パッチギ!』を観た直後
でした。
人生はきつねうどんのようなもの
難解ゆえにいつまでも残っています。
きつねうどんを食べていて、そのような
ものかもと思いました。
泣いているときがいちばんしあわせだ
かもしれません。
怪獣はなぜ日本しか襲わない?
ワシもそう思ってたのよ。
うちの子はしませんこんな殺し方
かなり衝撃的な一句でした。
父の形見のユニクロを着る
これはジワーっときました。
渋滞を見つつ楽しく酒を飲む
電車の中ですよね。
逆に、渋滞に巻き込まれていると、
うらやましくながめる光景です。
3回目殿堂入り、おめでとうございます!
・人生はきつねうどんのようなもの
甘いお揚げを先に食べるか、最後にするか。。
人生にたとえるならばと、考えながらきつねうどんを食べたのは初めてでした。
・流れ星お前もいじめられたのか
切なさと可愛らしさを感じるこの句が好きです。
・アリコから逃れる為に消すテレビ
共感。洗脳間近な私を救って下さった一句です。
まだまだありますが(´∇`)
松木秀さんをはじめ皆様の句、川柳に出会えて良かったです。
これからも楽しみにさせていただきます。
初めて読み違いをしていたことに気がつきまし
た。
・「人類みなキチガイ」と言う筒井さん
の筒井さんを、ずっと井筒さん と読み間違
えておりました。 自分が映画の『パッチギ』
(井筒和幸監督)を観た直後だったせいだと
思います。
スミマセンでした。